スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

十字架

元嫁と今日(27年12/1)電話で話した。いつかは連絡しなきゃいけないと思いつつ、ずるずると遅くなり今になってしまった。

彼女の老後の生活が気になっていた。責任を感じていた。どうしようか悩んでいた。どうせ何も出来ないんだけど。

てっきり、彼もいないと思っていた。

将来の生活の不安語れたら、どうしようかと思い悩んでいた。

でも彼女と話したら、なんと2歳年下の彼と付き合っていて、もう結婚を決めたらしい。

今は幸福みたいだ。 今の彼と住む家も既にあるらしい。最後の最後の心配が無くなった。彼女は大丈夫そうだ。本当に良かった。

彼女に対して不義理した気分でいたし、子供達の事も十字架背負っていた。出来れば彼女には幸福になって欲しいと思っていた。

大丈夫そうだ。良かった。安心した。これで彼女とは最後の連絡になる。もし老後も1人と言われたら、どう責任取るか不安もあった。どうにかしないといけない気がしてた。

でも彼女はお互い幸福になろうと。

私だけが子供達といて悪いと思っていたらしい。もう十字架背負わなくていいじゃないと。言い切ってくれた。

安心した。凄く安心した。何も出来なく申し訳無いと彼女に謝った。十字架。もう忘れてもいいのかもしれない。いいんだよね。

10何年間苦しんだ十字架捨てられる。子供達には申し訳無いけれど、やっと、本当にやっと少し気が楽になった。重かった。ずっと重かった。無茶苦茶苦しんでいた。

やっと本当に、やっと離婚成立した気がした。もう遠慮せず今の生活に、全力注げる。自分の幸福全力で追いかけられる。自分も決して今まで楽な生活じゃなかった。大変だった。けれど今は幸福になる事に貪欲になれる気がする。

今からは自分なりに生きてみる。今まで出来る限り元嫁にも、誠実にやれる事はやったと思っている。後悔は無い。何年もかかったけどケジメはついた気持ちでいる。やれる事は自分なりにやったつもりだ。

これでいいのだ。家に帰るとあいかが怒っている。くだらない事だ。スリッパが揃えて無いと怒ってる。これが幸福なのかもしれない。これでいいのだ。幸福なんだ。

今,思えば元嫁とは高校1年生からの付き合いで何十年も一緒にいた。で結婚した。色々あった。本当に色々あった。

あいかも今では何十年も一緒にいる。

あいかは中学生の初恋相手だ。

好きになった女性は生涯で2人だけだ。

考えてみると自分の制空権が凄い狭すぎる。

あいかも元嫁も同級生だ。ちなみにあいかとは同じクラスで担任も同じと来た。あいかが初恋相手。元嫁は次に好きになった女性。

順番ならあいかが先です。

こんな言い訳考えながら、元嫁と最後の会話してさよならした。お互い幸福になろうと。

知らず知らずのうちに皆の状況は変わっていた。時が過ぎるという事は凄いと感じた。

離婚後、元嫁が子供を連れて出て行った時は悲しみで、のたうち回っていた。あいかが側にいて支えてくれた。その後、あいかの子供達の事で苦労した。その分自分の子供達の十字架が重くのしかかって苦しかった。大変だった。親としての立ち位置がわからなかった。

泣き言も言えず、ただただ1人で我慢していた。頑張った。愚痴も言えず頑張った。色々苦しんだ。凄い大変だった。苦しんだ。

十字架の償いのため、お金を稼ぐ事に貪欲になった。養育費必死で送金した。サラリーマンじゃ到底、経済力が足らない。だから独立もした。必死で頑張った。働いた。

でも気分的には自分の心が納得してなかった。やがて子供達が成人したが、ひと安心したとは思わなかった。これでいいのか? 自問自答した。後は、元嫁の事が気になっていた。自分だけが幸福になる事に貪欲になれなかった。いざという時の為に貯金も必死でした。いつも幸福じゃなかった。

でも、その貯金も今回出番がなさそうだ。

そろそろ自分の為にお金使おう。いいよね。
あいかに念願のウエディングドレス着せよう。何十年もかかったけどプロポーズしよう。なんてこっそり考えています。

色々無責任だとは思うけど、自分も頑張った事実は認めてやりたい。自分でした自分を認めてやりたい。

十字架が少し遠くに行った。








前の記事へ 次の記事へ