冷気が首元から這い込んで来る。瞼に夜明けを感じ、彼は傍らの熱源に身を寄せた。
肩の辺りがわずかに重くなり、布団がしっかりと体にたくしこまれる。
覚えのある匂いがする。心音が傍らにある。
心地よい眠りだった。
「……すね毛がじゃりじゃりして起きたのは初めてだ。これは非常に貴重な体験ですね」
「……お前馬鹿だろ」
「えーなんで?」
「起こせよ!二人して並んで寝る必要ないだろ!」
「でも掛け布団これしかないし。あったかいねー」
「ぎゃー!離せっ」
矢追を押し退ける。
「えーまだ早いよ寝てようよ」
「お断りします。いろんな意味で胸焼けする……水飲んで来る……」
「早く戻って来てねっ」
「黙れ」
頭痛が酷い。二日酔いだ。腹の中で胃酸が暴れている。掛時計は10時を回っていた。
うがいして歯磨きをしていると矢追が動き回っている気配がする。
「備府、朝ご飯食べられる?」
隣りに立ち、鏡越しに話しかけてくる。そのまま並んで歯磨きを始めた。
「あー歯磨き粉のチューブ真ん中押したでしょ」
「んー」
歯ブラシを動かしながらうなる。
「せっかく端から綺麗に押し出してシマシマ模様を楽しんでたのに」
「ふみゃんふまん」
「ひょうああいらあもー」
何故かガラガラうがいの長さ勝負になる。
「じゃあ備府は味噌汁つくってね。僕は炒飯つくるから」
「おう。このトマトはなんだ?」
「味噌汁に入れようかなって」
「うまいのか?それ」
「なんか異国の味がするよ」
電気ポットのコンセントを入れ、トマトを角切りにして器にいれ、インスタントの味噌汁の粉末を投入する。
どう考えても手数が釣り合わない、と後ろを振り返ると矢追はすでに中華鍋を振っていた。
「はええな」
「ありあわせで悪いけど」
あっと言う間に炒飯と味噌汁が並んだ。
ほんのりと梅味のする炒飯の具はかにかまとネギと玉子だ。
「「いただきます」」
声が重なり備府は照れ笑いした。
ひたすら答えるバトン
ひたすら答えるバトン
ひたすら以下の質問に答えてください
ではスタート(・∀・)!
::5分前にしていた事
寝ぼけたまま窓を開けて指を挟み上品でない言葉を叫んだ
::今1番お気に入りの曲
お前の年収低すぎ
::最近あった嬉しかった事
夏が終わった
::髪の毛はショート派?ロング派?
どちらも捨てがたい
::最近心配な事
アイデンティティーの維持について
(記憶力がなさすぎてある朝起きたら自分が誰かわからなくなるのではという気持ち悪い妄想)
::普段の交通手段は?
徒歩、自転車、電車
徒歩が一番好き
::1番好きなキャラクター
今はB'TXのX
ちょっと前まではフジリュー封神演義の聞仲
コロコロ変わる
::一度試してみたい髪の毛の色
紺
::「うんとかすんとか言えや!」
ふぅん
相手を見て多分挑発に興じる
::最近ハマった物
鍵
::最後に見たテレビ番組
ニュース
::心は広い?狭い?
猫の額くらい広い
::あなたが総理大臣になったら?
最初は覆面被って頑張るけどすぐ胃に穴が開いて泣きながら逃げる
::無人島に持っていく物3つまで
どんな島なのか教えてください
設備があるなら手ぶらで行きます
サバイバルしろと言うのなら水とナイフと防寒具
::好きな色を思いつく限り
やめようぜ……そういう他人の忍耐力を試すようなことは……
ショッキングピンクは苦手ですが、それ以外の色見本に載ってるような色はみんな好きだと思います
今一番好きな色はダークグレー
::メールは絵文字派?デコメ派?文字だけ派?
文字時々絵文字
::挑戦してみたいネイルカラー
ギンギンにシルバー
銀だけに
::家から1番近いコンビニまで徒歩何分かかるか
20分以上はかかるので歩いて行ったことがない
::みなさまに一言どうぞ
おはようございます
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