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わざとだよ?

かの有名少女漫画NANAの、主人公ハチの彼氏が心変わりする相手の台詞です
二人はバイト終わりに終電ギリギリで駅まで走るわけです
そして「ごめん先に行って、靴が……」と立ち止まった女の子を置いてはいけないわけです
とどめに上目使いで「わざとだよ?」
っきゃあああ!言われてぇえええ!
いいなあイケメンになりたい
あ、イケメンの薄っぺらい妖怪になって図書館で女の子と同じ本をとろうとして手が触れ合いたい

かわいい女の子に「私はわざと終電に遅れました」なんて誘われた日にゃなんかもうよっしゃあああ!ひょーってなりそうなもんですが
そこはイケメン、「ごめん、俺彼女いるから」と断ります
でもグラッときますよね!かわいいからね!
「ごめんね、わたし知らなくて」って泣いちゃうんだよね!かわいい!
最終的にハチはフラれます
「俺たちは幸せにならなきゃいけないんだ」
ここまで記憶のみで書いてるので間違ってたらごめん

この漫画の何がすごいって「ア・タ・シ」の場面だと思う
文章で説明するのは難しいのですが、インターホンが鳴り「ア・タ・シ」という声でドアを開けるともう一人の僕……じゃなかった、主人公ナナが立っているんですね
昔馴染の男に甘えたいけど甘え切れない、そういう場面なんですが、ナナが帰った後、次のシーンで再び「ア・タ・シ」と訪ねてくる人がいる
そこでドアを開けるとナナの昔の恋人が立っている
ここは最高に漫画的でオシャレだと思います
音声が伴えば「ア・タ・シ」の時点で誰が来たかわかってしまうし、文章だとドアを開けたときのインパクトが読者に瞬間的に伝わりにくい
とっくに別れたはずの二人が今でもとても似ていることや、その二人の間に立つ男のやるせなさみたいなものがスマートに伝わる名シーンだと思います

こんだけ語っておいて途中までしか読んでないんですけどね
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