スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

とうとう神に祈りを捧げるべきなのかも知れない

岩をくりぬいてつくられた古代遺跡とか
薄絹と香煙漂う退廃美のオアシスの街とか
遊牧民のカラフルなテントが点在する草原とか
夢のなかで素敵な旅をしてるときに限って「あいのり」一行に鉢合わせして巻き込まれて台無しにされる
あいのりそんなに見たことないのになんだこれ
まず車のカラーリングが目障りだし
もう5日連続だぞ

「ミサはタイキが好きなんだ?」
「そうかもしれない」
「でもあの態度はないと思う」
「……ごめん、ちょっと一人にして」
「…………」

「あれ?ミサは?」
「……あーなんかちょっと一回りしてくるって」
「はあ!?なにいってんの!?もう9時だよ?こんなところで女の子が一人でいていいわけないでしょ!」
「……」
「なんでほったらかしにしたの?信じられない」
「あたしみんな呼んでくるね」
「ほら!探しに行くよ!」

「わたしだって素直になりたいんだよ(ヒックヒック)」
「オレ、ミサはそのままでいいと思う」
「……えっ?」

もうほんといいかげんにしてほしい
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2014年03月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31