「あのな。お友達になってくれる?って言ったら、いいよ!って言ってくれたんよ〜!」

あーちゃん。
1年生になった。

P助のお下がりで身を包み、自分で選んだ赤いランドセル。
「光るのが良かったのに。そんなに暗くならんか。」
いろんな事考えているのよね。

ある日
「ちゃーちゃん。あーちゃんは、この家で人気者じゃないん?」

ん?

いつも人気者でいたいのね。

P助との時間を大切にしようとすると、ヤキモチをやく。いつまで経ってもあーちゃんだ。

そんなあーちゃんの入学式。
自宅学習のP助は、朝からとぉとの代わりに玄関で写真を撮ってくれた。
自転車で広い道まで見送りして、地下道からあーちゃんと私が出るまで見送りしてくれた。
「さっさと帰んね〜!」
見送りしてくれとんよ?σ^_^;

入学式が終わって家に帰ると、また、途中までお迎えに来てくれていた。

その上、家に帰ると
「あーちゃん、たべてね。」
と、手紙の上にオニギリが置かれていた。

あーちゃんのために、持っていくゴミ袋を三角にたたんでくれて、買い物に出ている間にお風呂掃除とご飯を炊いて。

P助はすっかりお姉さん。

あーちゃん、明日は泣かずに起きてね。

P助が1年生の頃。こんなに大変だったかなぁ〜。
仕事しながら、幼稚園と学童のお弁当と送り迎え。
よく頑張ってたよ!と言ったらP助に
「ちゃーちゃんにとっては、それが当たり前だったんじゃろ?」
と言われた。。

そうよな。
P助にとっては、それが当たり前だったんよな。

職場を退職して迎えたあーちゃんの1年生。

片付け頑張らなくちゃな〜〜!



あーちゃん。
楽しい小学校生活を送ろうね。