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○月∞日 晴れ 
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サクが仲間になってからさらに賑やかになった。話してみるとなかなか楽しいやつだ。明るく振る舞ってる所を見ると先日のこともあまり気にしてない様子だ。…心配させまいとしてるだけかもしれないが。


そうそう、今日スイレンがカメールに進化した

カズ「…おぉ」

水「…えっ、と……へ、変じゃないですか…?」

カズ「すげー!すげーよスイレンよくやった!!全然変じゃないって!」

チカ「なんだよーボクより背ぇ高くなってんじゃーん」ブー 

炸「いーなぁ、オレも早く進化したいなー」

スイレンはもともとしっかりした奴だったけど進化してさらに少し大人っぽくなったような気がする。
他の二人もこの先が楽しみだなあ。 
この勢いでクチバジムのバッジもゲットだぜー
なんつって。
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…そういえばユウは今ごろどうしてるだろう。あいつのことだからのんびり旅してるんだろーな。
どこかの町で久々に会えないかなー

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○月△日 くもり 
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お月見山をなんとか1日で抜けた。まったく、洞窟はズバットが多くて嫌になる…チカが頑張ってくれたから助かったけど。ちなみにスイレンはというと薄暗い場所になれてないせいか終始びびりっぱなしだった。急に飛び出してきたズバットに驚いたりして、かわいいなあ 


………

水「ちょ、そんなことまで書いてたんですかあ?!」

カズ「悪ぃ悪ぃwwww」

海「今でも暗いとこが苦手だったりするのか?www」

水「そんなわけないじゃないですか!!もう、カイハさんまで!」

………


途中、最近巷で噂になってるロケット団とかいうポケモンマフィアを見かけた。できれば関わりたくない。 
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ハナダシティに到着した。早速ジムに挑戦したいとこだけど、観光がてらぶらぶらしてみることにした。
途中シゲルのやつに会って勝負を挑まれた。昔からだけどほんと無駄にちょっかい出してくるんだよなこいつは…DQNかよ
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ハナダの岬はデートスポットの名所というだけあって綺麗な所だった。生憎、俺に彼女なんていないけど。 
さて、今日はもう休んで明日のジム戦に備えるとしよう。 
次は水タイプのジムと聞いて二人とも張り切っている。

水「わあ、プールがあるんだ…楽しみですね、マスター!」

カズ「おいおい、遊びに行くわけじゃないんだぞ」

水「わかってます!次のジムでも頑張りますからね、僕。」

チカ「ちょっとお、ボクの出番も残しといてよね!得意分野なんだから!」

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今現在のレベル

スイレンLv25 
チカLv23

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○月□日 晴れのち曇り
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やっと森を抜けることができた。途中虫取り少年に絡まれまくったおかげで二匹とも少し強くなってきた気がする。
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カズ「どうよお前ら、そろそろジム戦いってみる?」

水「いつでも大丈夫です!」フンス

チカ「僕パスしていい?」
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最初のジムが岩タイプ使いだけだったこともあってスイレンの活躍で楽々ジムバッジをゲット!スイレンも初めて会ったときよりもなんか自信に満ち溢れてる。
チカはまぁ…しかたないか。
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マップによると次のジムがあるハナダシティにはお月見山を抜けないといけないらしい…ああいうダンジョンじみた場所は苦手なんだよなあ。

…そういやシゲルやユウカは今ごろどの辺にいるんだろ。

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スイレンLv17
チカLv12

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海「ほほう、カズイは旅に出なければにーとまっしぐらだったというわけだな」

カズ「ニート言うなし…にしてもこの頃のスイレンは本当にちまっこくて可愛かったなぁ」

水「む…どういう意味ですかそれ」


○月△日 はれ 
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隣町のトキワシティに着くなり、酔っ払いに絡まれたり研究所へのおつかいをたのまれたり散々だった。

研究所に戻ると博士からポケモン図鑑を貰った。
…ただ旅をするだけってのもつまんねーから まぁ協力してみることにする。
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トキワの森でピカチュウ♂を捕まえた 
名前:チカ
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水「…そういえばチカさんって今頃どうしてるんでしょうね」
カズ「一人暮らしするー!つって出ていったきりだもんな。」
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それにしてもトキワの森はとてもでかい。 
今日はここで野宿をしようと思う
ここを抜けた先のニビシティにはジムもあるらしいし…
修業にもいいかもな

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○月×日 はれ 
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今日、ついに旅に出ることになった。
この世界では10歳になると研究所からポケモンを貰い、旅に出る権利を与えられる。義務ではないらしいが、まあ、仕方なくだ。
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母「カズイ…あなたもいいかげんゲームばかりしてないで御近所の子達みたいに旅に出たらどうなの?10歳で立派な成人だっていうのに…あなたもう15歳なんでしょ。母さん先が思いやられるわ…ちょっとは苦労してみなさいな。いとこのユウカちゃんだってもう家を出てるんでしょ?」
カズ「えー、だってさあ。隣のシゲルも俺と同い年なのにまだ家にいるぜ?」
母「シゲル君は今年旅に出ることしたそうよ」
カズ「……まじ?」
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さて、 そろそろいかなくちゃ。オーキド博士に呼び出されたんだった。
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…おいおい、そっちが呼び出しておいて留守ってどう言うことだ。シゲルが言うには「隣町じゃね?」とのことで叢まで探しにいったら手前で博士に引き留められた。あんたどこにいたんだよ
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ややあって俺たちもポケモンを一匹もらうことになった。
旅に出るなんてめんどくさいとはおもってたが、いざポケモンを目の前にしてみるとなんだかワクワクする。

カズ「……ユウはたしかフシギダネを選らんだんだっけか。…じゃあ俺は」

カズイはゼニガメをもらった!▼
大木戸「せっかくだからニックネームをつけてみたらどうじゃ?」
カズ「んーじゃあ…スイレン!お前は今日からスイレンだ!宜しくな!」
水「あ……えっと…よ、よろしくおねがい…します…」もじもじ
初めての俺のポケモン。なんだか嬉しい!なんて書いたらいいかわかんねーけど、なんつーか…すっげえ嬉しい!
…でもスイレンはまじめそうだけど人見知りっぽい。はやく仲良くなれたらいいな 

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シゲ「ちょっと待てよカズイー!せっかくポケモンを貰ったんだ。ちょっと俺の相手してみろ!」
シゲルにいきなりケンカをふっかけられた。まあ、負けるわけないんだけど 
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スイレンはすごいやつだ。あんなちっさいくせにすごい力をもってる。これからの旅がますます楽しみになってきた!
よくやったと頭を撫でてやったら顔を真っ赤にして固まっちまったが、なんだか嬉しそうだった

水「あわわ、あ、ありがとうございます…!ま、マスター…」

マスターなんてこっぱずかしいからやめろよと言ったが、やめてくれそうにない。どこまでも真面目なやつだ…
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