2009-5-30 04:36
気が付けば四時
今日っつか昨日、寝てただけだわ…。
アンケご協力ありがとうございます。でも連投はだめですよー。というかもう十分ボカロの人気は分かりましたのでw寧ろ今後どんな話を読みたいかを書いて頂きたいなあ(゚∀゚≡゚∀゚)
あ、気付けば日向に票が入ってましたね!押しの強い日向ってどんなんだろう。
(思案中...)
書いてみましたw追記からどぞー。サイトにもあげますね。
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朝長に呼び出され、教室に戻った私はすぐ、日向に連れ出された。
「何?」
「……」
彼は答えない。仕方なく付いて行けば、人のいない空き教室に辿り着いた。
先に入るよう促されて中に入る。後から入ってきた日向は、カチャリと鍵を下ろした。
「え、日向?」
「……朝長に呼び出されたんだよな」
「う、うん」
「何されたんだよ」
強い口調で彼は私に問う。何を、と言われても。私はただ彼と二、三言話しただけだ。何の為に呼び出されたのかも解らない。
「何もされてないよ」
「――嘘吐け!」
ダン、と壁を叩かれて身が竦んだ。日向は怒っている。どうして?
「……聞いたんだよ、俺は」
「え?」
「さっき、四組の奴が来て言ったんだ」
彼は距離を詰めた。一歩、二歩。私は反対に彼と距離を開けたくて後ずさる。けれど繰り返すうち、すぐに背後が壁になった。
日向が腕を伸ばす。
「朝長が、お前に執着してる。捕らえて可愛がりたいくらいに……ってな」
その手は私の顔を上向かせた。日向と、目が合う。
「でも、私本当に……!」
「分かった。どっちにしろ、もうアイツのところへは行かせない。それで良いよな?」
「……うん」
「それと、もう一つ」
日向の瞳が、近づく。何事かと思った瞬間に、――唇が触れた。
「なっ……!」
「はい。これで唾付けたからお前は俺のな」
「はあっ!?」
「……朝長になんて誰がくれてやるか」
混乱する私。それを余所に、日向はそっと私の頭に手を置いて言った。
「好きなんだよ」
「え、誰、が……」
「俺が、お前を」
少年少女メランコリィ
2009.05.30//嘘なんか吐かないからな