空港からのバスの中でずっと打ってたのに完成しなかった記事。
やっとできた。
2023-3-13 01:04
沢北と流川。
湘北対山王戦の最終盤。
沢北は深津と河田にお膳立てしてもらって78点目のシュートを決める。
深津と河田は2年生エースを信頼して、時に厳しくしつつもとても可愛がっているし、自分らが決めるのではなく、いつも通りエースに託す。
深津のゲームメイクと無敗のセオリーとして、そうしたのは必然的だ。
沢北はもう高校バスケでやれることはやりきったと思ってて、これ以上何か経験できるなら経験させてくれと神頼みするほど。
勿論神頼みっていっても万策尽きて他力本願に願掛けしてるわけじゃなく、自分がやれることはやったと言えるほどの高みに到達したということなんだけど。
一方流川は日本一の高校生になろうとしてる最中、天上天下唯我独尊男とまで言われていたのに、あろうことか、ド素人のくせに何故か自分に闘争心剥き出しの花道に託してパスを出す。
自分で強引に決めに行ってて良かった場面。
沢北と河田がマークしてたから多分止められてただろうけど流川はそうしなかった。
勝ちを優先したからってのもあるだろうし、花道に賭けたってのもあるだろう。
でもあの1秒もない一瞬で流川が何を考えたかではなくて、流川がパスを出したことが全て。
無駄に長い文章、何が云いたいかっていうと沢北猛烈激推しなくせに思うのが、沢北って底浅くて軽薄なんだよね。
実は山王でめちゃくちゃ甘やかされてるというか、これ以上証明すべきことはないし俺のいない日本で日本一なって価値あんの?って思ってる。
実際彼がやれることをやりきったことが事実か否かではなくてそう思ってるとこが軽薄というか。
『日本に俺以上いねえからアメリカ行くわ』だったら谷沢と源流は似たようなものなんだよな。
花道が流川にお前は俺に勝てるって言えるのかって言って実際勝負してケチョンケチョンにされたわけだけど、花道の考え方っていちいち正しいと思うんだ。
スゲェスゲェと言われてるけどそういえばお前俺と勝負したことねーじゃん、と。
沢北は分析もできて対応力も優れてるけど、既成事実でしか判断や評価できないのかもしれなくて、そうすると全くわけわからん花道に翻弄されたのも非常に理解できるし、
流川は意外と他人の意見を取り入れるし発想が自由で色んな可能性を受け入れるというか。身近に既成事実が適用できない花道がいるからかもしれないね。
要は流川の方がノビシロの鬼じゃない?って思った次第。
『負けたことがある』って色んな可能性を含んでると思うし、フィジカルっすねの時に沢北自身もついつい自分で行き過ぎてって言ってるあたり、
インターハイの時は足りてなかったピースが埋まった感じはしてたから高校生に軽薄と断じてしまうのは非常に意地悪なんだけど、最近そんなようなことを感じました。
美容師さんに、松本がエースだったら沢北も松本もあの試合でのあり方が全然違ったんだろうと言われた時に興味深いと思ったんだよ。
勝ったからとも言えるんだけど、湘北の必然性とか可能性とか、井上先生のパズルが途方もなく緻密に計算し尽くされててもう。凄いとしか言えない。
ワンピースでルフィをゴム人間にするのを尾田先生が最初に死ぬほど考えたのでっていうのと同じように、絶対崩されちゃいけない大前提を思い付く時点で天才でしかない。
高校生の部活という未完成で未成熟な舞台だからこそのどんでん返しとか劇的な展開があるわけで、改めてとんでもないリアリティを感じたな。
最強山王に勝つっていうドラマが、全くありきたりな下克上ストーリーじゃないとこが凄い。
山王がだめだったんじゃなくて湘北が噛み合い過ぎてた。
花道はいつだって流川にフォローされてたけど、流川は花道がいたから勝てた。
花道は本当に天才だよ。
沢北は深津と河田にお膳立てしてもらって78点目のシュートを決める。
深津と河田は2年生エースを信頼して、時に厳しくしつつもとても可愛がっているし、自分らが決めるのではなく、いつも通りエースに託す。
深津のゲームメイクと無敗のセオリーとして、そうしたのは必然的だ。
沢北はもう高校バスケでやれることはやりきったと思ってて、これ以上何か経験できるなら経験させてくれと神頼みするほど。
勿論神頼みっていっても万策尽きて他力本願に願掛けしてるわけじゃなく、自分がやれることはやったと言えるほどの高みに到達したということなんだけど。
一方流川は日本一の高校生になろうとしてる最中、天上天下唯我独尊男とまで言われていたのに、あろうことか、ド素人のくせに何故か自分に闘争心剥き出しの花道に託してパスを出す。
自分で強引に決めに行ってて良かった場面。
沢北と河田がマークしてたから多分止められてただろうけど流川はそうしなかった。
勝ちを優先したからってのもあるだろうし、花道に賭けたってのもあるだろう。
でもあの1秒もない一瞬で流川が何を考えたかではなくて、流川がパスを出したことが全て。
無駄に長い文章、何が云いたいかっていうと沢北猛烈激推しなくせに思うのが、沢北って底浅くて軽薄なんだよね。
実は山王でめちゃくちゃ甘やかされてるというか、これ以上証明すべきことはないし俺のいない日本で日本一なって価値あんの?って思ってる。
実際彼がやれることをやりきったことが事実か否かではなくてそう思ってるとこが軽薄というか。
『日本に俺以上いねえからアメリカ行くわ』だったら谷沢と源流は似たようなものなんだよな。
花道が流川にお前は俺に勝てるって言えるのかって言って実際勝負してケチョンケチョンにされたわけだけど、花道の考え方っていちいち正しいと思うんだ。
スゲェスゲェと言われてるけどそういえばお前俺と勝負したことねーじゃん、と。
沢北は分析もできて対応力も優れてるけど、既成事実でしか判断や評価できないのかもしれなくて、そうすると全くわけわからん花道に翻弄されたのも非常に理解できるし、
流川は意外と他人の意見を取り入れるし発想が自由で色んな可能性を受け入れるというか。身近に既成事実が適用できない花道がいるからかもしれないね。
要は流川の方がノビシロの鬼じゃない?って思った次第。
『負けたことがある』って色んな可能性を含んでると思うし、フィジカルっすねの時に沢北自身もついつい自分で行き過ぎてって言ってるあたり、
インターハイの時は足りてなかったピースが埋まった感じはしてたから高校生に軽薄と断じてしまうのは非常に意地悪なんだけど、最近そんなようなことを感じました。
美容師さんに、松本がエースだったら沢北も松本もあの試合でのあり方が全然違ったんだろうと言われた時に興味深いと思ったんだよ。
勝ったからとも言えるんだけど、湘北の必然性とか可能性とか、井上先生のパズルが途方もなく緻密に計算し尽くされててもう。凄いとしか言えない。
ワンピースでルフィをゴム人間にするのを尾田先生が最初に死ぬほど考えたのでっていうのと同じように、絶対崩されちゃいけない大前提を思い付く時点で天才でしかない。
高校生の部活という未完成で未成熟な舞台だからこそのどんでん返しとか劇的な展開があるわけで、改めてとんでもないリアリティを感じたな。
最強山王に勝つっていうドラマが、全くありきたりな下克上ストーリーじゃないとこが凄い。
山王がだめだったんじゃなくて湘北が噛み合い過ぎてた。
花道はいつだって流川にフォローされてたけど、流川は花道がいたから勝てた。
花道は本当に天才だよ。
前の記事へ
次の記事へ
コメントする
現在コメントを受け付けていません。
カレンダー
アーカイブ
- 2024年5月(7)
- 2024年4月(139)
- 2024年3月(92)
- 2024年2月(100)
- 2024年1月(163)
- 2023年12月(164)
- 2023年11月(100)
- 2023年10月(81)
- 2023年9月(97)
- 2023年8月(121)
- 2023年7月(96)
- 2023年6月(120)
- 2023年5月(84)
- 2023年4月(142)
- 2023年3月(114)
- 2023年2月(105)
- 2023年1月(175)
- 2022年12月(125)
- 2022年11月(88)
- 2022年10月(71)
- 2022年9月(114)
- 2022年8月(57)
- 2022年7月(136)
- 2022年6月(146)
- 2022年5月(153)
- 2022年4月(160)
- 2022年3月(132)
- 2022年2月(119)
- 2022年1月(94)
- 2021年12月(155)
- 2021年11月(149)
- 2021年10月(150)
- 2021年9月(171)
- 2021年8月(62)
- 2021年7月(77)
- 2021年6月(71)
- 2021年5月(43)
- 2021年4月(68)
- 2021年3月(89)
- 2021年2月(43)
- 2021年1月(47)
- 2020年12月(70)
- 2020年11月(75)
- 2020年10月(71)
- 2020年9月(56)
- 2020年8月(92)
- 2020年7月(111)
- 2020年6月(64)
- 2020年5月(37)
- 2020年4月(45)
- 2020年3月(35)
- 2020年2月(25)
- 2020年1月(48)
- 2019年12月(44)
- 2019年11月(44)
- 2019年10月(36)
- 2019年9月(72)
- 2019年8月(33)
- 2019年7月(48)
- 2019年6月(56)
- 2019年5月(72)
- 2019年4月(52)
- 2019年3月(32)
- 2019年2月(26)
- 2019年1月(60)
- 2018年12月(144)
- 2018年11月(52)
- 2018年10月(99)
- 2018年9月(35)
- 2018年8月(59)
- 2018年7月(54)
- 2018年6月(80)
- 2018年5月(70)
- 2018年4月(36)
- 2018年3月(27)
- 2018年2月(37)
- 2018年1月(19)
- 2017年12月(65)
- 2017年11月(20)
- 2017年10月(29)
- 2017年9月(31)
- 2017年8月(30)
- 2017年7月(53)
- 2017年6月(18)
- 2017年5月(53)
- 2017年4月(36)
- 2017年3月(54)
- 2017年2月(22)
- 2017年1月(51)
- 2016年12月(48)
- 2016年11月(15)
- 2016年10月(26)
- 2016年9月(23)
- 2016年8月(37)
- 2016年7月(57)
- 2016年6月(23)
- 2016年5月(19)
- 2016年4月(50)
- 2016年3月(28)
- 2016年2月(42)
- 2016年1月(25)
- 2015年12月(23)
- 2015年11月(32)
- 2015年10月(37)
- 2015年9月(47)
- 2015年8月(29)
- 2015年7月(26)
- 2015年6月(43)
- 2015年5月(44)
- 2015年4月(24)
- 2015年3月(20)
- 2015年2月(45)
- 2015年1月(78)
- 2014年12月(68)
- 2014年11月(41)
- 2014年10月(49)
- 2014年9月(38)
- 2014年8月(41)
- 2014年7月(68)
- 2014年6月(48)
- 2014年5月(72)
- 2014年4月(28)
- 2014年3月(36)
- 2014年2月(39)
- 2014年1月(61)
- 2013年12月(51)
- 2013年11月(71)
- 2013年10月(38)
- 2013年9月(83)
- 2013年8月(64)
- 2013年7月(66)
- 2013年6月(70)
- 2013年5月(54)
- 2013年4月(38)
- 2013年3月(57)
- 2013年2月(41)
- 2013年1月(37)
- 2012年12月(46)
- 2012年11月(79)
- 2012年10月(70)
- 2012年9月(41)
- 2012年8月(59)
- 2012年7月(54)
- 2012年6月(68)
- 2012年5月(47)
- 2012年4月(52)
- 2012年3月(49)
- 2012年2月(35)
- 2012年1月(70)
- 2011年12月(61)
- 2011年11月(71)
- 2011年10月(47)
- 2011年9月(101)
- 2011年8月(58)
- 2011年7月(54)
- 2011年6月(104)
- 2011年5月(95)
- 2011年4月(59)
- 2011年3月(38)
- 2011年2月(39)
- 2011年1月(83)
- 2010年12月(93)
- 2010年11月(153)
- 2010年10月(150)
- 2010年9月(177)
- 2010年8月(150)
- 2010年7月(143)
- 2010年6月(87)
- 2010年5月(102)
- 2010年4月(135)
- 2010年3月(173)
- 2010年2月(73)
- 2010年1月(110)
- 2009年12月(108)
- 2009年11月(176)
- 2009年10月(183)
- 2009年9月(168)
- 2009年8月(147)
- 2009年7月(144)
- 2009年6月(109)
- 2009年5月(164)
- 2009年4月(115)
- 2009年3月(181)
- 2009年2月(203)
- 2009年1月(233)
- 2008年12月(324)
- 2008年11月(300)
- 2008年10月(448)
- 2008年9月(181)
プロフィール
性 別 | 女性 |