俳優の古川雄輝、竜星涼の映画『リスタートはただいまのあとで』でダブル主演を務めることが、わかった。初共演を飾る2人で、癒し系“純愛BL映画”に挑戦する。

本作は、ココミの[リスタートはただいまのあとで;プランタン出版刊]から生まれたハートウオーミングな純愛BL映画。都会の生活に疲れて10年ぶりに帰郷した人生挫折中のツンデレ男子・孤塚光臣(古川雄輝)と、田舎暮らしで方言がおおらかで人当たりのいい優しいおっとり男子・熊井大和(竜星涼)の純愛物語。高校入学以来久しぶりに実家に戻ってきた光臣は、子供の頃よく遊びに行った熊井家に養子として迎えられたという同い年の大和への第一印象は「馴れ馴れしくてウザい奴」。そんな光臣が、自分にはない魅力をもつその穏やかな相手に、恋愛感情として次第に惹かれていく姿を描く。長野県千曲市と上田市で撮影された美しい景色と大自然も見どころの一つだ。

監督は、“泣ける胸キュン映画”の代表とされる[植物図鑑 運命の恋、ひろいました;三木康一郎監督、16年]や[パーフェクト・ワールド 君といる奇跡;芝山健二監督、18年]、[旅猫リポート;三木康一郎監督、18年]などをプロデュースした井上竜太。今作で長編映画監督デビューを果たす。

さらにクラウドファンディング・プラットフォームのMotion Galleryでは、本日4/30から6/30まで本作の<日本全国公開拡大プロジェクト>が実施されている。詳細は本サイトの特設ページにて確認しよう。


◎あらすじ
職場で上司に人間性を否定され、会社を辞めて10年ぶりに田舎に戻った光臣(古川雄輝)は、近所で農園を営んでいる熊井のじいちゃんの養子・大和(竜星涼)と出会う。

大和のことを「なれなれしくてウザいやつ」と思っていた光臣だが、父親に実家の家具店を継ぐことを拒絶され、農園の手伝いを始めると、大和と過ごす時間が増えていく。

ふさぎこんでいる光臣を励まし、心の痛みに寄り添う優しい大和。次第に、自分の弱さも受け入れてくれる大切な存在に変わっていく。

ある夜、酔いつぶれた二人だったが、目が覚めた光臣は寝ている大和に思わずキスをしてしまい…抱いている感情にハッとする。

大和の高校の同級生で親友の上田から、「アイツには秘密がある」と耳打ちされたことを思い出した光臣の前に、親しげに大和と話す年上の女性が現れる。


▽古川雄輝コメント
監督にはデビュー当時からお世話になっており、今回、監督の初の長編映画で主演を務めさせていただき、非常に光栄です。
デビュー時からの恩返しをしたいという強い思いを持って作品に挑みました。長野の田舎町で泊まり込み、大自然の中でスタッフとキャストが一丸となって作り上げた作品を、ぜひ劇場でご覧下さい。

▽竜星涼コメント
まだこれが恋なのかさえも、きっとどなたにでもある異性への感情が同性にも起こり得るその過程を丁寧に描いた、新しい作品になっています。
自分に足りないものを二人で補いながら新しいステップへと進む姿はとても美しく、たくましく見えるはずです。
ぜひ新しい愛のかたちを映画館でお確かめください。

▽井上竜太監督コメント
誰もが日々の生活の中で、悲しみや孤独を感じ、押し潰れそうになることがあると思う。
そんな時、寄り添ってくれる人がいることでどんなに救われることか。そして勇気をもらえることか。
疲れた心を優しく包む映画を目指して作りました。この映画が皆さんの心の癒しになれれば幸いです。


『リスタートはただいまのあとで』は2020年秋、全国にて公開予定。