忘れたくても忘れられない
だから辛いのに
忘れようと思うと涙が出るのは
忘れて欲しほしくないからなのでしょうか
耳鳴りが酷い
呑みこまれてしまいそう
意識しないと呼吸も荒くて
浅くなっていく
だんだん息するのが面倒になる
もうしなくていいや
そう思うくらい何も考えたくなかった
何も考えずに目を閉じて
適当に浅くて早い呼吸して
ふと意識を現実に戻すと
少しの間忘れていた
何をしなければいけなかったのか
あの顔の教員は誰か
あの顔の友達は何て名前か
頭に真っ白な霧がかかったみたいに
引き出そうとしても引き出せなかった
少し焦った
でも引き出せた
それを悔しいと思った
そのまま霧がかかったままでいたかった
そんなに高くないけれど
このアパートの上から
後ろ向いて落ちたら今だけでも楽になれるかなって思った
だれか気付いてくれるだろうか
それとも自転車ごと車に突っ込もうかとも思った
それは迷惑だろう
楽になれる方法なんてないんだなんてこと
今はこれっぽっちも考えたくない
まだなんとなくふわふわしてる
頭痛い
泣き過ぎて目が痛い
タオル無駄にした
10分くらい閉じこもっていたと思ってたら
結構時間過ぎてた
閉じこもってる間中
enyaが部屋に流れていて
耳をすませると聞こえてた
あぁこの曲で私はあの時元気を出すことができたんだっけ
って思う曲もいくつかあって
でもやっぱり今はその曲を聴いたところで
元気は出ないよって駄目出しした
気持ちを込めず
考え込まなければ
行動は端々と進む
今はそれでいい
そうしなければまた壊れそう