女優の木村佳乃の主演で10月にスタートするTBS系連続ドラマ『恋する母たち』に、俳優の阿部サダヲ、小泉孝太郎、磯村勇斗の3人が、木村サン、吉田羊、仲里依紗が演じる3人の母たちを誘惑する男性役として出演することが決定した。
[東京ラブストーリー]などで知られる恋愛マンガのカリスマ・柴門ふみ氏の女性週刊誌[女性セブン;小学館]で2017年から今年7月まで連載された同名漫画が原作の、私立エリート男子校に通う息子を持つ母親たちの物語。女性目線から見た人妻の不倫が描かれる。柴門先生の友人たちの話をもとに10年以上温めて描いたと言われている、迷える母たちの恋愛と友情を描く物語だ。
主演の木村佳乃が演じる石渡杏(いしわたり・あん)は夫と一人息子と何不自由ない生活を送っていたが、ある日突然夫が失踪。息子をシングルマザーとして育てる。バリバリのキャリアウーマン・林優子(はやし・ゆうこ@吉田羊)、キラキラしたセレブ妻・蒲原まり(かんばら・まり@仲里依紗)。
同じ名門校に息子を通わせる3人は一見幸せそうな生活を送りながらも、誰にも言えない秘密と悩みを抱えていた。ギリギリで平穏を保っている母親たちの心の隙間に入り込む、別の男性との“恋愛”の行末はどこに向かって行くのか。
3人が、同じ有名進学校に通う高校生の息子を育てながら、心の隙間を埋めてくれる3人の魅力的な男性と出会うことで、再び女性として恋に落ちてしまう瞬間を描く禁断でリアルなラブストーリーだ。
この3人の母たちの心を揺さぶる男性を演じるキャストが新たに決定。突然失踪した夫の『駆け落ち相手の夫』として杏の前に現れる斉木巧(さいき・たくみ)役を演じるのは小泉孝太郎。
阿部サダヲは、チャリティーイベントで出会ったまりに一目ぼれし、強引に誘いをかける人気落語家・今昔亭丸太郎(こんじゃくてい・まるたろう)役に挑戦。優子と同じ会社で働く優秀なイマドキ部下・赤坂剛(あかさか・ごう)役に決まった磯村勇斗がそれぞれ演じる。
脚本は[大恋愛〜僕を忘れる君と]などの恋愛ドラマの名手・大石静、演出は[恋はつづくよどこまでも]の福田亮介が担当する。
▽阿部サダヲ コメント
人妻に恋をしてしまう100年に1人の天才落語家というハードルの高い役だなぁと思いました。以前TBSドラマ「タイガー&ドラゴン」で落語家をやらせていただきましたけど、その時の「どん太」とは全然違うのでプレッシャーを感じています。「これは恋に落ちる!」と納得していただけるような演技をしないといけません!今までに醸し出したことのない大人の色気を、皆さんの協力によって作り上げたいと思っております!よろしくお願いします。
▽小泉孝太郎コメント
僕の大親友のムロさんが「大恋愛」でお世話になった磯山プロデューサーと脚本の大石さんと初めてご一緒出来ることにとてもワクワクしています。
大恋愛になるかどうかは分かりませんが、「恋する母たち」の物語の中で、僕が木村佳乃さんとどういう関係を持ち、どういう男なのか、ソワソワ、ドキドキしながら物語の展開を見ていただけたらなと思います。原作とは違う印象があるかもしれませんが、斉木巧という男を自分でも今まで演じたことのないタイプの男として遊んでみたいと思います。
▽磯村勇斗コメント
最初にお話をいただいた時、遂に大人の世界に一歩足を踏み入れるのか、と思いました。
職場の上司に恋をしたら、その人が子を持つ母だった。本来なら決して許されぬ恋だと思いますが、ドラマの中では「赤坂剛」として、純粋に、自分の気持ちに嘘をつかず、好きな想いを真っ直ぐにぶつけていきたいと思います。そして、この作品を通して、恋に苦悩する女性たちの心を少しでもほぐせるよう作品に向き合っていきます。
▽磯山晶(チーフプロデューサー)コメント
母たちが恋する男性キャストに、これ以上ないほど理想的な方々に集まっていただけました。
阿部サダヲさんには、色っぽくて優しい、そのうえ一緒にいて面白い!楽しい!という最高に魅力的な大人の男性を演じていただきます。舞台で生に伝わってくる阿部さんの本当の色気をテレビでも思う存分解禁したい!という気持ちです。
小泉孝太郎さんは、今回は爽やかな笑顔を封印、ちょっとやさぐれて、ぶっきらぼうないい男・斉木巧を演じていただきます。ワイルドでセクシーな小泉さんをお楽しみください。
そして磯村勇斗くんは無鉄砲に、一途に、まっすぐに上司を思い続ける年下男子を演じます。こんな後輩に想われたい、という大人女子の妄想を体現していただきます。
もしも人生にこんな出会いがあったら、その運命に抗えないかも…というくらい素敵な男性たちにご期待ください。
■金曜ドラマ『恋する母たち』
TBS系 2020年10月スタート 毎週金曜 22:00〜22:54